円安時代の海外旅行で「現地通貨をどう用意するか」は家計を左右する最重要項目。両替所のレートは実勢より3〜7%悪く、家族3人海外旅行で数万円の余分なコストになる。本記事では2026年最強の海外決済ツールWise(旧TransferWise)vs Revolutを徹底比較し、料金・スピード・対応通貨・日本人会社員のおすすめ用途を完全解説する。
Wise vs Revolut|基本スペック比較
| 項目 | Wise(ワイズ) | Revolut(レボリュート) |
|---|---|---|
| 本社 | 英国ロンドン | 英国ロンドン |
| 日本展開 | ◎日本円口座対応 | ◎日本円口座対応 |
| 対応通貨 | 40通貨以上 | 30通貨以上 |
| 送金手数料 | 約0.4〜0.6%(実勢レート+手数料) | 無料(プランによる) |
| 年会費 | 無料 | スタンダード無料/プレミアム月980円 |
| ATM出金 | 月3万円まで2回無料・以降1.75% | 月7.5万円まで無料・以降2% |
| デビットカード | ◎発行 | ◎発行(複数券面) |
| 暗号資産 | × | ◎ |
| ライセンス | 英国FCA・日本資金移動業者 | 英国FCA・日本資金移動業者 |
Wise(ワイズ)の特徴
メリット
- 実勢レート(Googleレート同等)+約0.4%手数料で業界最安水準
- 40通貨の口座保有が可能
- 海外送金特化:日本→海外の送金が銀行の1/10コスト
- 日本円口座から直接チャージ可能
- マルチカレンシーデビットカードで現地通貨ATM出金
デメリット
- ATM出金は月2回・3万円まで無料(超過は1.75%)
- 即時両替・即時送金は標準(複雑な投資機能なし)
- 暗号資産対応なし
Revolut(レボリュート)の特徴
メリット
- 30通貨の即時両替+送金が無料(スタンダードプラン月25万円まで)
- 暗号資産取引も可能(投資機能搭載)
- 3つのプラン(スタンダード無料/プレミアム月980円/メタル月2,000円)
- メタルカードのデザイン性が高い
- リアルタイム為替アラート
デメリット
- 週末割増:金曜深夜〜月曜は為替に+0.5〜1%加算
- スタンダードプランは月25万円超で手数料発生
- 日本での認知度はWiseより低い
使い分け|目的別おすすめ
Wiseがおすすめの人
- 海外送金(学費・不動産代金等)が主目的
- シンプルに最安レートで両替したい
- 長期海外滞在・ノマド生活者
- 40通貨を扱う複雑な為替管理
Revolutがおすすめの人
- 旅行中の現地ATM出金を多用
- 暗号資産取引も併用
- デザイン性の高いカードを持ちたい
- 為替リアルタイム情報を活用したいトレーダー
家族3人海外旅行(5泊6日)でのコスト比較
現地通貨10万円分使用するシナリオ。
| 手段 | コスト | 割高分 |
|---|---|---|
| 空港両替所 | 約5,500円(5.5%) | +5,500円 |
| 銀行海外送金 | 約3,500円(3.5%) | +3,500円 |
| 日本のクレカ海外利用 | 約2,200円(2.2%) | +2,200円 |
| Wise | 約400〜600円(0.6%) | +400円 |
| Revolut(週日) | 約0〜500円 | +0〜500円 |
家族3人ハワイ5泊で約5,000円の節約。年2回旅行+年20万円送金で年20,000円以上の差。
▶ 関連:円安時代の海外旅行節約術2026
2026年版|Wise・Revolutの始め方
Wise登録手順(10分)
- 1. 公式アプリ・サイトで無料登録
- 2. 本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカード)アップロード
- 3. 日本円口座から1万円程度をテスト送金
- 4. デビットカード発行申請(無料)
- 5. 物理カード到着まで1〜2週間
Revolut登録手順(5分)
- 1. 公式アプリで登録(メアド・電話番号)
- 2. 本人確認書類アップロード
- 3. プラン選択(スタンダードで開始推奨)
- 4. 日本円口座連携 or デビットチャージ
- 5. バーチャルカード即時発行・物理カード1週間
代替手段|Sony Bank Wallet・楽天ウォレット
日本国内発行で、Wise/Revolutに近い機能を持つ代替手段。
- Sony Bank Wallet:10通貨のマルチカレンシー口座+海外ATM出金。Wiseより為替手数料やや高め
- 楽天ウォレット:楽天経済圏との統合性高
- SBI Sumishin Net Bank:外貨積立に強い
よくある質問(FAQ)
Q1:Wise・Revolutは安全?
A:英国FCA認可+日本資金移動業者登録。残高は分別管理。銀行同等の安全性。
Q2:暗号資産はRevolutで安全?
A:取引可能だが、専業取引所より手数料高め。少額試験運用向き。
Q3:両方持つメリットは?
A:あり。Wiseで送金、Revolutで日常両替の使い分けが最強。
Q4:日本の銀行口座からチャージ可能?
A:両者とも対応。みずほ・三菱UFJ・住信SBI等から手数料無料でチャージ可能。
Q5:日本の税務上の扱いは?
A:外貨両替益が発生すれば雑所得。年20万円以下は申告不要。
まとめ|「Wise+Revolut」2枚体制が最強コスパ
Wise・Revolutは「海外旅行の隠れたコスト」を90%以上削減する最強ツール。Wiseで送金特化、Revolutで日常両替+ATM出金、と使い分ければ円安時代でも海外滞在コストを最小化できる。
「両替所で円→ドル」という常識を捨て、「アプリで実勢レート両替」するのが2026年の旅好き会社員の新常識だ。
