ANAが2026年5月〜6月31日限定で国際線特典航空券の必要マイル数を減額するキャンペーンを実施している。日頃から高倍率で争奪戦となる欧米・ハワイ路線の特典枠が、通常より少ないマイルで発券可能なこのチャンスを逃さないようにしたい。ANAマイルの使い方を把握した上で、最適な発券戦略を解説する。
ANA国際線特典航空券 減額キャンペーン概要(2026年5月〜6月)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャンペーン期間 | 2026年5月1日(木)〜5月31日(日)予約受付 |
| 対象搭乗期間 | 2026年6月1日〜8月31日搭乗分 |
| 対象路線 | ANA運航国際線全路線(一部除く) |
| 減額率 | 通常必要マイル数の最大30%減 |
| 対象クラス | エコノミー・ビジネス・ファーストクラス |
| 予約方法 | ANAマイレージクラブサイト・ANAアプリ |
予約受付は5月31日までのため、読んでいる今すぐ確認することを強く推奨する。
路線別 減額後の必要マイル数
以下はキャンペーン適用後の必要マイル数の目安だ(往復・エコノミー)。
| 路線 | 通常必要マイル | キャンペーン後 | 削減マイル |
|---|---|---|---|
| 日本〜北米(東海岸) | 80,000マイル | 56,000マイル | ▲24,000 |
| 日本〜北米(西海岸) | 60,000マイル | 42,000マイル | ▲18,000 |
| 日本〜欧州 | 80,000マイル | 56,000マイル | ▲24,000 |
| 日本〜ハワイ | 40,000マイル | 30,000マイル | ▲10,000 |
| 日本〜東南アジア | 35,000マイル | 26,000マイル | ▲9,000 |
ニューヨーク往復なら通常80,000マイルのところ56,000マイルで発券できる。ANA一般カードの年間積算マイルが1〜2万マイル程度であることを考えると、削減分24,000マイルの価値は非常に大きい。
キャンペーンを最大活用する3つのポイント
① ビジネスクラスへのアップグレード検討
エコノミーで行くつもりのところを、ビジネスクラスへアップグレードする選択肢も生まれる。たとえば欧州ビジネスクラスが通常120,000マイル→84,000マイル程度になるなら、長距離フライトでの体力温存・生産性向上を考えると十分に検討価値がある。出張や旅行の目的に応じた座席選択が可能だ。
② マイル不足分はポイント移行で補完
現在のマイル残高が不足している場合、旅行向けクレカのポイントをANAマイルに移行して補完する方法がある。主要カードとANAマイルの移行レート目安は以下のとおりだ。
- 三井住友カード ゴールド(NL):Vポイント→ANAマイル 0.5倍移行
- アメックスプラチナ:メンバーシップリワード→ANAマイル 1:1移行
- セゾンゴールドアメックス:永久不滅ポイント→ANAマイル 0.6倍
- JALカード(ANAへの移行は不可):別途JALマイル管理が基本
移行先を間違えないよう注意が必要だが、マイル移行手続きは申請後2〜3営業日で反映されることが多く、5月31日の締め切りに十分間に合う。
③ 家族・パートナーのマイルを合算
ANAには「ANAマイル合算サービス(マイルコンバイン)」があり、家族2人分のマイルを合算して一つの特典航空券に充てることができる。夫婦や親子で欧米旅行を検討しているなら、合算サービスとキャンペーンの組み合わせで大幅な節約が実現する。
減額キャンペーンの注意点
- 特典枠の空き状況による:減額対象の座席数は限られており、人気路線・日程は早期に満席になる可能性が高い
- 燃油サーチャージは別途発生:ANA特典航空券には燃油サーチャージが課される。欧米往復52,000円のサーチャージは別途必要
- 変更・キャンセル手数料:特典航空券の変更はマイルで手数料が発生する場合あり。搭乗日が確定してから予約するのが理想
- 特定日除外あり:お盆ピーク(8月10〜17日前後)は減額キャンペーン対象外の場合あり。ANAサイトで逐次確認を
ANAマイルを今から貯める:おすすめの方法
今回のキャンペーンに間に合わなかった方、または次回の減額キャンペーンに備えてマイルを貯めたい方に向けて、効率的な積算方法を整理する。
ANAカードの搭乗ボーナスを活用
ANA発行のクレジットカードで国内線・国際線を利用すると、通常フライトマイルに加えて25〜50%のボーナスマイルが加算される。年間10〜15フライト程度の出張族であれば、カード1枚で年間1〜3万マイルの差が生まれる。
ANAショッピングマイル・プレミアム加入
ANAマイレージクラブ会員向けの有料オプション(年間5,500円)を利用すると、ANAカード利用時のマイル還元率が通常の2倍になる。年間100万円以上の決済があれば十分に元が取れる。
ふるさと納税のANAマイル交換
一部のふるさと納税サービスではANAマイルへの交換が可能。節税しながらマイルを積算する副次的な効果がある。マイル戦略ガイドでは他の積算方法もまとめているので参考にしてほしい。
よくある質問(FAQ)
ANA減額キャンペーンの予約期限はいつですか?
2026年5月31日(日)が予約受付の締め切りです。搭乗は2026年6月〜8月が対象となります。
減額キャンペーン中でも燃油サーチャージはかかりますか?
はい、かかります。ANA特典航空券には燃油サーチャージが別途発生します。欧米往復は2026年5〜6月期で52,000円です。JAL特典航空券はサーチャージ非課税のため、路線や日程によってはJALの方がトータルコストで有利な場合もあります。
マイルが足りない場合はどうすればいいですか?
提携クレジットカードのポイントをANAマイルに移行する方法が有効です。また、ANAマイルコンバインサービスを使って家族間でマイルを合算することも可能です。
どの路線がお得ですか?
削減マイル数が多いのは欧州・北米東海岸路線(▲24,000マイル)です。コストパフォーマンスで見ると、元々の必要マイル数が少ないハワイ・東南アジア路線も狙い目です。
まとめ:5月31日までに必ず確認を
ANA国際線特典航空券の減額キャンペーンは、5月31日締め切りという時間的制約がある。欧米往復なら最大24,000マイルの削減、ビジネスクラスへのアップグレードチャンスと考えると、今すぐANAマイレージクラブサイトで空き状況を確認する価値は十分にある。燃油サーチャージや移行手数料を含めたトータルコストで比較しながら、夏旅行の発券を検討しよう。
