クレジットカード海外手数料 改悪2026|値上げするカード一覧と手数料を節約する方法

FEYuji Yamamoto / 運営者実体験で検証済み

ファイナンシャルプランナー(FP)。海外13地域以上を実際に渡航し、JGC・SFC会員、アメックス・プラチナ/JCB ザ・クラスを保有。本記事は運営者自身の一次情報をもとに検証しています(最新の条件は各公式をご確認ください)。

「また海外手数料が上がった」——2026年、クレジットカードの海外事務手数料の値上げが相次いでいる。三菱UFJニコス系カードが11月改定を発表するなど、現在使っているカードのコストが静かに膨らんでいる状況だ。

この記事の結論

2026年、三菱UFJニコス系など複数カードが海外事務手数料を値上げ中。手数料が低いカード(エポスカード等1.63%)への切り替え、現地通貨払いの徹底、プリペイドカード併用の3つで負担を最小化できます。

海外旅行や出張で年間50万円のクレカ決済をすれば、手数料1%の差だけで5,000円変わる。この記事では、値上げするカードの一覧と、手数料負担を最小化する具体的な対策を解説する。

目次

2026年に海外手数料が値上がりするカード

2026年に判明している主な値上げは以下のとおりだ。

カード会社改定前改定後適用時期
三菱UFJニコス(Visa/Mastercard)2.20%4.50%2026年11月以降
三菱UFJニコス(JCB)2.16%4.34%2026年11月以降
三菱UFJニコス(AmEx)2.20%4.30%2026年11月以降

三菱UFJニコスが発行するカードには、MUFGカード、DCカード、NICOSカードなどが含まれる。現在これらを海外メインカードとして使っている場合、11月以降は手数料が約2倍になる計算だ。

なお、PayPayカードも2026年に改悪を実施しており、PayPayカード改悪2026の詳細はこちらで確認できる。

海外手数料の計算方法と実際の負担額

クレジットカードの海外利用時に発生する手数料は「海外事務手数料」と呼ばれ、決済額に対して一定の割合で課される。計算式はシンプルだ。

実際の請求額 = 現地通貨建て金額 × 国際ブランドの基準レート × (1 + 海外事務手数料率)

たとえば1,000ドルの決済で、1ドル=155円のレートを使うと:

  • 手数料1.6%のカード:155,000円 × 1.016 = 157,480円
  • 手数料4.5%のカード:155,000円 × 1.045 = 161,975円

1回の決済で約4,500円の差が生じる。年間を通じて海外決済が多いほど、この差は無視できない金額になる。

手数料を最小化する3つの方法

①手数料が低いカードに切り替える

最も根本的な対策は、海外手数料が低いカードをメインに使うことだ。後述するが、1.6%台のカードが複数存在する。改悪を機に海外専用カードを見直す好機だ。

②現地通貨決済を必ず選択する

海外での決済時、端末に「円払いか現地通貨払いか」を選択する画面が出ることがある(DCC:動的通貨変換)。必ず現地通貨を選ぶこと。円払いを選ぶと、店舗側の換算レートが適用されて二重にコストがかかる。

③海外専用プリペイドカードやデビットカードを併用する

ソニー銀行の「Sony Bank WALLET」やWISEのデビットカードは、海外手数料が実質ゼロに近い。現金替わりに使える少額決済をこちらに振り向けるだけで、年間のコストを大幅に下げられる。

海外手数料が安いクレジットカード比較(2026年)

改悪が続く中でも、手数料が据え置きのカードや低率のカードは存在する。

カード名海外手数料年会費特徴
イオンカード(Visa/MC/JCB)1.60%永年無料コスト最優先ならこれ
JCBプロパーカード(一般)1.60%1,375円(税込)JCB独自優待あり
楽天カード1.63%永年無料楽天ポイント還元と併用可
三井住友カード(NL)2.20%永年無料タッチ決済で国内還元高

旅行特典(ラウンジ・保険・マイル)も含めて総合的に選ぶなら、旅行向けクレジットカードおすすめ比較ランキング2026を参照してほしい。手数料だけでなく、ポイント還元率や付帯保険も加味した選び方を詳しく解説している。

注意:DCC(動的通貨換算)に注意

海外で「自国通貨(円)で払いますか?」と聞かれたら必ず「No」を選んでください。DCC(動的通貨換算)に同意すると、現地通貨→円の換算に追加手数料(3〜5%)が上乗せされ損になります。

運営者

海外手数料の改悪は2024年以降に加速しています。年1回以上海外に行く方は今のうちに手数料が低いカードへ切り替えておくと、旅行のたびに確実にコスト削減できます。

改悪が続く理由と今後の見通し

海外手数料の値上げ背景には、国際ブランド(Visa・Mastercard等)の加盟店手数料引き上げがある。カード会社側のコスト増を利用者に転嫁する動きが、特に2025〜2026年にかけて加速した。

今後も同様の改悪が続く可能性は高い。手数料を「固定コスト」として許容するよりも、定期的にカードの条件を見直す習慣が重要だ。マリオットアメックスのように年会費・特典も同時に改定されるケースもあり、マリオットボンヴォイアメックス改悪2026の対策も参考にしてほしい。

また、海外旅行でのカードリスク全般については旅とお金のリスク完全ガイドでまとめているので、あわせて確認しておくと安心だ。

よくある質問

海外手数料はどのタイミングで引き落とされますか?

国内のクレジットカード決済と同様に、利用月の翌月〜翌々月の引き落とし日にまとめて請求されます。換算レートは利用日時点のレートが適用されます。

年会費無料のカードで海外手数料が安いものはありますか?

イオンカードは年会費永年無料で海外手数料1.60%が適用されます。旅行特典は限定的ですが、コスト最小化を優先するなら有力な選択肢です。

海外ATMでの現金引き出し手数料も値上がりしていますか?

海外キャッシングは別の手数料体系(利息+ATM手数料)が適用されます。今回の改悪の中心はショッピング手数料のため、キャッシング手数料は個別に確認が必要です。

海外手数料が0円のカードはありますか?

一般的なクレジットカードは1.6〜2.2%程度かかります。ただし住信SBIネット銀行のミライノデビットPLATINUMやSony Bank WALLETなど、一部のデビットカードで実質手数料が安いものがあります。事前に確認してください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービスの申込を推奨するものではありません。年会費・還元率・付帯保険・入会条件は各カード会社の判断で改定される場合があります。申込前に必ず金融庁の注意喚起および各カード会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。掲載している数値・制度は2026年8月18日時点の情報です。

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この記事を書いた人

初めまして。当サイトを運営していますYamamotoです。当サイトでは旅とお金に関する有益な情報を私の一次情報を交えながら記事にしています。
【略歴】
ファイナンシャルプランナー
【海外】
🌍:韓国(ソウル)、香港、マカオ、ドイツ(フランクフルト、)、スイス(インターラーケン)、フランス(パリ)、アメリカ(サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、ハワイ・ホノルル、グアム)、台湾、インド(ニューデリー、アグラ、ジャイプール)、シンガポール、マレーシア(クアラルンプール)、中国(上海)
(※ハワイが一番好き)
【保有】
✈️:JGC(エメラルド)、SFC(ゴールド)
🏨:Marriott Bonvoyゴールドエリート、ヒルトン・オナーズゴールド・ステータス、Seibu Prince Global Rewardsプラチナメンバー、Radisson Rewards Premiumステータス
💳:JCBザクラス、アメックスプラチナ、ラグジュアリーカードチタン ほか
【経験】
・IHG スイートルームアップグレード

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