「梅雨だから旅行は諦めよう」と思っているなら、それは大きな損失だ。6〜7月は日本人の海外旅行需要が年間で最も落ち込む時期であり、航空券・ホテルともに繁忙期の30〜50%引きになる。円安が続く2026年、旅費を抑えて海外へ出るなら、梅雨こそ最大のチャンスといえる。本記事では、梅雨シーズンにコスパよく海外旅行を楽しむ具体的な方法を解説する。
梅雨(6〜7月)に航空券が安くなる理由
ゴールデンウィークが終わった5月下旬から、国内は一気にオフシーズンに突入する。梅雨・不安定な天気・平日が続くという3つの要因が重なり、旅行需要が激減するからだ。航空会社は空席を埋めるためにセール価格を設定し、ホテルもOTAでの割引を積極的に行う。実際、東京〜ロンドン往復の航空券は、7月中旬(ピーク)と比較して6月上旬は平均で15〜25万円安いケースが多い。国内の梅雨を逆手に取り、梅雨がない・雨が少ない海外を狙うのが正解だ。
6月がベストシーズンのコスパ最強旅行先TOP5
梅雨の時期に乾季・好天を迎える旅行先を選ぶことが、快適さとコスパを両立させるコツだ。
- ヨーロッパ(パリ・ロンドン・ローマ):6月は観光シーズン開幕直後。7〜8月の混雑・高値を避けられ、気候も快適。ANAマイルで往復ビジネスクラスを60,000〜70,000マイルで発券できる。
- 韓国・ソウル:LCCが充実し、往復2〜4万円台の航空券が常時出ている。6月は梅雨があるが期間が短く、ショッピング・グルメ目的なら問題ない。
- ベトナム(ダナン・ホイアン):6月は中部地方が乾季。ビーチリゾートとして最高のコンディションで、ホテル代も8〜9月の半額以下になることがある。
- 台湾:台北は6〜7月が雨季だが、高雄・墾丁は晴天が続く。航空券はPeach・タイガーエアで往復1〜3万円台が狙えるオフシーズン。
- フィンランド・北欧:白夜シーズンで日照時間が最長。7〜8月がピークのため、6月はホテル代が2〜3割安い。
梅雨旅行の旅費を最大化する3つの節約術
①オフシーズン価格×マイル特典航空券の組み合わせ
マイル特典航空券は繁忙期・閑散期で必要マイル数が変わる航空会社もあるが、現金購入時のような季節変動がなく、安定した発券が可能だ。梅雨シーズンは空席が多く、特典航空券のリリースが狙いやすい。ANAマイルでヨーロッパ往復エコノミーは45,000マイル、JALマイルは40,000マイルが目安だ。ANAマイルでヨーロッパへ行く方法も参考にしてほしい。
②海外手数料ゼロのクレジットカードで現地支出を抑える
2026年は主要クレカの海外事務手数料の改悪が相次いでいる。三井住友・楽天は3.63%まで引き上げられており、10万円の現地支払いで3,630円が消える。JCBプロパーカードの海外手数料は1.60%に据え置かれており、海外手数料が低いカードを1枚専用に持つだけで、5泊7日の旅行でも5,000〜15,000円の節約になる。
③ホテルポイントの「端数消化」狙い
梅雨シーズンはヒルトン・マリオットのホテルポイント特典宿泊のリリースが増える傾向がある。7〜8月のピーク時に1泊8万〜15万ポイント必要なホテルが、6月なら5〜7万ポイントで発券できるケースがある。ヒルトンポイントの賢い使い方も参照してほしい。
ビジネス活用:社員旅行・出張を梅雨にずらすコスト効果
法人での海外出張・社員旅行を6〜7月にシフトするだけでコストが大きく変わる。ゴールデンウィーク・お盆を避けることで、同じクラスのホテル・航空券が30〜50%安くなる場合がある。年間の出張予算を最大化したい経営者・個人事業主にとって、梅雨は「繁忙期を外す最大のチャンス」だ。経営者・個人事業主向け法人クレカ5選も参考にしてほしい。
まとめ:梅雨こそ旅費を下げる最大のチャンス
梅雨の海外旅行がコスパ最強な理由は、①オフシーズン価格で航空券・ホテルが安い、②空席が多くマイル特典航空券が取りやすい、③旅行先を選べば天候も快適の3点だ。円安が続く2026年だからこそ、需要が低い6〜7月を賢く使うことが旅費節約の本丸となる。クレジットカード選びから見直したい方は旅行向けクレジットカード完全ガイドも参照してほしい。
