特典航空券の必要マイル数2026年最新|ANA・JAL改定後の完全比較版

ANA・JALの特典航空券に必要なマイル数が2024年〜2025年にかけて大きく改定された。一部路線では従来比1.3〜1.5倍に増え、「貯めたマイルがインフレで目減り」する事態が起きている。本記事では2026年改定後のANA・JAL特典航空券の必要マイル数を路線別に完全比較し、ビジネスクラス・ファーストクラス狙いの最適戦略、提携マイル発券の裏技、マイル価値が下がる時代の根本対策を網羅する。


目次

特典航空券とは?ANA・JALの基本ルール

特典航空券は、貯めたマイルを使って航空券と交換するサービスだ。現金で買えば10万円以上する航空券が、マイルなら実質無料〜燃油サーチャージのみで取得できる。マイル活用の最大の出口戦略であり、貯める動機の核心。

主要マイレージプログラム

  • ANAマイレージクラブ(AMC):スターアライアンス。ANA便+全日空提携便で発券可能
  • JALマイレージバンク(JMB):ワンワールド。JAL便+ワンワールド提携便で発券可能

必要マイル数の決まり方

ANAは「シーズン制(ローシーズン/レギュラー/ハイシーズン)」、JALは「PLUS(ダイナミック・プライシング型)」に移行しており、同じ路線でも時期で必要マイル数が大きく変動する。これが2024〜2025年改定の最大ポイントだ。


2026年改定後|ANA特典航空券の必要マイル数表

ANA国際線・往復・エコノミー(レギュラーシーズン目安)

  • 韓国・中国近距離:15,000〜17,000マイル
  • 東南アジア(バンコク・シンガポール):35,000〜40,000マイル
  • ハワイ(ホノルル):40,000〜45,000マイル
  • 北米(西海岸):50,000〜55,000マイル
  • 北米(東海岸):55,000〜60,000マイル
  • 欧州:55,000〜60,000マイル

ANA国際線・往復・ビジネスクラス(レギュラーシーズン目安)

  • 韓国・中国近距離:30,000〜35,000マイル
  • 東南アジア:60,000〜75,000マイル
  • ハワイ:65,000〜80,000マイル
  • 北米:75,000〜95,000マイル
  • 欧州:80,000〜100,000マイル

ハイシーズン(GW・お盆・年末年始)はレギュラーの1.3〜1.5倍が目安。


2026年改定後|JAL特典航空券の必要マイル数表

JALは2023年4月から「JAL国際線特典航空券PLUS」に完全移行し、ダイナミック型になった。同じ路線でも需要・空席状況で必要マイル数が変動する。

JAL国際線・往復・エコノミー(標準~繁忙期目安)

  • 韓国・中国近距離:15,000〜25,000マイル
  • 東南アジア:35,000〜55,000マイル
  • ハワイ:40,000〜60,000マイル
  • 北米:50,000〜80,000マイル
  • 欧州:55,000〜85,000マイル

JAL国際線・往復・ビジネスクラス

  • 韓国・中国近距離:30,000〜45,000マイル
  • 東南アジア:60,000〜90,000マイル
  • ハワイ:65,000〜100,000マイル
  • 北米:85,000〜130,000マイル
  • 欧州:90,000〜140,000マイル

JALは繁忙期に必要マイル数が最大2倍近くまで膨らむケースがあり、「いつ予約するか」がマイル価値を決める。


路線別 必要マイル数 ANA vs JAL 徹底比較(往復ビジネスクラス・標準期)

路線ANA(標準期)JAL(標準期)優位
韓国・中国30,000〜35,00030,000〜45,000ANA有利
東南アジア60,000〜75,00060,000〜90,000ANAやや有利
ハワイ65,000〜80,00065,000〜100,000ANA有利
北米75,000〜95,00085,000〜130,000ANA大幅有利
欧州80,000〜100,00090,000〜140,000ANA大幅有利

結論:必要マイル数だけで見るとANAが全路線で有利。ただしJALはJGC会員等の優先空席枠があり、繁忙期の発券難易度ではJALが取りやすい場合もある。


改定後の最適マイル戦略|ビジネスクラス・ファーストクラス狙い

戦略1:エコノミーよりビジネスクラスを狙う

マイル価値(円換算レート)はクラスが上がるほど跳ね上がる。

  • エコノミー:1マイル=1〜2円
  • ビジネスクラス:1マイル=4〜7円
  • ファーストクラス:1マイル=8〜15円

マイルは現金より「ビジネス・ファーストクラス特典で使う」のが基本戦略。エコノミーで使うと価値を半分以下に下げてしまう。

戦略2:ローシーズン・閑散期を狙い撃ち

ANAのシーズンチャート、JALのカレンダー検索を駆使し、1月後半・2月・6月前半・11月など閑散期に集中的に発券する。同じ路線で必要マイル数が3割以上変わる。

戦略3:必要マイル数の「跳ね目」を回避する

ANA:シーズン境界の前後でジャンプする(例:ハイシーズン突入1日違いで5,000マイル増)。境界1日前に予約することで節約可能。

JAL:PLUSはダイナミック型なので、空席が埋まる前の早期予約が圧倒的に有利。

▶ 関連:ANAマイル徹底活用ガイド / JALマイル徹底活用ガイド


提携航空会社マイルで日本発の航空券を発券する裏技

ANA・JALマイルが値上がりした今、提携航空会社のマイルで日本発の航空券を発券する戦略の価値が急上昇している。

スターアライアンス系(ANA便を発券)

  • ユナイテッド航空 MileagePlus:日本〜北米ビジネス往復が88,000マイル程度(ANA直接の75,000〜95,000マイルとほぼ同水準だが、燃油サーチャージがゼロ円
  • エアカナダ Aeroplan:距離計算ベース。短〜中距離で割安

ワンワールド系(JAL便を発券)

  • ブリティッシュ・エアウェイズ Avios:距離型。短距離(韓国・台湾等)が圧倒的に割安(4,750Avios〜)
  • アラスカ航空 マイレージプラン:JAL便ビジネス・ファーストクラス特典がコスパ最強

これら提携プログラムのマイルは、Marriott Bonvoyポイントやアメックスメンバーシップリワード等のホテル・銀行系ポイントから移行できる。クレカ決済で貯めたポイントを最適なマイルに変換する戦略こそ、改定時代の生き残り術。

▶ 関連:陸マイラー戦略入門 / アメックス vs マリオット ポイント比較


よくある質問(FAQ)

Q1:マイルに有効期限はある?
A:ANAマイル・JALマイルとも搭乗月から36か月(3年)で失効。ただしANA上級会員(プラチナ・ダイヤモンド)、JGC会員等は有効期限が事実上無制限になる特典あり。

Q2:特典航空券はキャンセルできる?
A:可能。手数料はANA3,000マイル、JAL3,100マイル程度(出発前の場合)。直前キャンセルは追加料金あり。

Q3:家族のマイルを合算できる?
A:ANAは「ファミリーマイル」、JALは「JALカード家族プログラム」で家族間合算可能。家族旅行で活用するなら必須。

Q4:1マイル=何円が基準?
A:使い道で大きく変わる。エコノミーで1〜2円、ビジネスクラスで4〜7円、ファーストクラスで10円超。ショッピング交換は1マイル=1円以下で価値を最も毀損する使い方。

Q5:今後さらに改悪される?
A:マイル価値は世界的にインフレ傾向で、今後も改定(必要マイル数増)の可能性は高い。マイルは貯め込まず計画的に使い切るのが基本姿勢。


まとめ|マイル価値の毀損に「使う側の戦略」で対抗する時代

ANA・JALの2024〜2025年改定により、特典航空券の必要マイル数は確実に増えた。「貯めても使い時が見えない」状態を放置すると、マイル資産はインフレで目減りし続ける。

対策は明快だ。①ビジネスクラス・ファーストクラスで使い倒す ②ローシーズンを狙い撃つ ③提携マイル発券の引き出しを増やす。この3軸を組み合わせれば、マイル1枚あたりの価値を5円以上に高められる。

マイルは「貯める時代」から「戦略的に使い切る時代」へ。旅好き会社員にとって、必要マイル数の改定情報を継続的にウォッチする姿勢こそ、旅費投資のリターンを最大化する第一歩である。

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この記事を書いた人

初めまして。当サイトを運営していますYamamotoです。当サイトでは旅とお金に関する有益な情報を私の一次情報を交えながら記事にしています。
【略歴】
ファイナンシャルプランナー、これまでに10カ国以上訪問(ハワイが一番好き)
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