「SFCって何?どうすれば取得できるの?」——ANAを頻繁に利用する方なら一度は耳にする「スーパーフライヤーズカード(SFC)」。ANAの最上位ステータスを生涯維持できる特別なクレジットカードです。
本記事ではSFCの概要から取得条件、生涯にわたる特典内容、費用対効果まで徹底解説します。
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)とは?
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)とは、ANAの上級会員資格である「スーパーフライヤーズ会員」に与えられる特別なクレジットカードです。
最大の特徴は「カードを保有し続けるだけで上級会員資格が永続する」点です。通常、ANAの上級会員(プラチナ・ダイヤモンド)は毎年一定のプレミアムポイント(PP)を獲得しないと資格を維持できません。しかしSFCはカードを持ち続けるだけでスーパーフライヤーズ会員として扱われます。
SFCで受けられる主な特典
| 特典カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| ANA国内線ラウンジ | 全国ANAラウンジを無料で利用可能 |
| ANA国際線ラウンジ | ANA便利用時に国際線ラウンジ無料利用 |
| スターアライアンスゴールド | 提携航空会社53社でゴールドステータス特典 |
| 優先搭乗 | 一般より早いタイミングで搭乗可能 |
| 手荷物優遇 | 受託手荷物の重量・個数の優遇 |
| アップグレードポイント | 毎年アップグレードポイントを付与 |
| 専用予約デスク | SFC専用のANA予約センターを利用可能 |
SFCの取得条件(修行の仕方)
SFCを取得するためには、まずANAプラチナ会員になる必要があります。ANAプラチナになるには1月〜12月の1年間で50,000プレミアムポイント(PP)を獲得しなければなりません。
プレミアムポイント(PP)とは?
プレミアムポイント(PP)はANAの上級会員資格取得のためのポイントです(マイルとは別物)。ANA便または提携航空会社便に搭乗すると獲得でき、計算式は以下の通りです。
PP = 区間基本マイル × 予約クラスPP倍率 × 路線倍率 + 搭乗ポイント
| ステータス | 必要PP | 特典 |
|---|---|---|
| ブロンズ | 30,000PP | ラウンジ利用(国内・一部) |
| プラチナ(SFC取得可) | 50,000PP | 全ラウンジ利用・スターアライアンスゴールド |
| ダイヤモンド | 100,000PP | 最上位特典すべて |
SFC修行のやり方
ANAプラチナになるために集中的にフライトを重ねることを「SFC修行」と呼びます。効率よく50,000PPを達成するために、PP単価が安いルートを選ぶのがポイントです。
修行の人気ルートとして「OKA修行(沖縄修行)」があります。羽田〜那覇などのルートをプレミアムクラス(ビジネスクラス相当)で往復することでPPを効率的に積み上げます。
| 代表的な修行ルート | 1往復PP目安 | PP単価(目安) |
|---|---|---|
| 羽田〜那覇(プレミアムクラス) | 2,600〜3,200PP | 約10〜15円/PP |
| 羽田〜新千歳(プレミアムクラス) | 2,000〜2,400PP | 約10〜15円/PP |
| 羽田〜シンガポール(ANA国際線) | 8,000〜15,000PP | 路線・クラスにより変動 |
SFCの種類と年会費
SFCにはいくつかの種類があり、提携クレジットカード会社によって年会費や特典が異なります。
| カード名 | 本人年会費 | 特徴 |
|---|---|---|
| ANA VISAスーパーフライヤーズカード | 11,275円 | 三井住友VISA、使い勝手◎ |
| ANA Mastercardスーパーフライヤーズカード | 11,275円 | 三井住友Mastercard |
| ANA JCBスーパーフライヤーズカード | 11,275円 | JCB提携、国内強い |
| ANAダイナーススーパーフライヤーズカード | 29,700円 | ダイナース提携、高コンシェルジュ |
| ANA VISAスーパーフライヤーズゴールドカード | 16,500円 | ゴールド特典付き |
最もコスパが高いのはANA VISAスーパーフライヤーズカード(年会費11,275円)です。生涯ラウンジ利用や優先搭乗などを考えると、年会費の元は十分取れます。
SFC取得にかかる費用
SFC取得(修行)にかかる費用は、ルートや時期によって異なりますが、目安は以下の通りです。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 修行フライト費用(国内線中心) | 40〜70万円 |
| 修行フライト費用(国際線中心) | 60〜100万円以上 |
| SFC年会費(取得後・毎年) | 11,275円〜 |
修行費用の大部分はフライト代ですが、ANAカードでの支払いでマイルが貯まるため、一定程度はマイルとして回収できます。
SFCを取得すべき人・しなくてもいい人
SFCを取得すべき人
- 年3〜5回以上ANA便を利用する人
- 空港ラウンジを快適に使いたい人
- スターアライアンス加盟航空会社をよく使う人
- 一度の修行費用を将来的なコスト削減に投資できる人
SFCを急いで取得しなくてもいい人
- 年1〜2回しか飛行機に乗らない人
- JALをメインに使う人(JGCを検討した方がよい)
- 修行費用40〜70万円を捻出するのが難しい人
よくある質問
Q:SFCは家族も使えますか?
A:SFCには家族カードがあります。家族カード会員もスーパーフライヤーズ会員として、国内外のANAラウンジ利用や優先搭乗など多くの特典を享受できます。家族カードの年会費はメインカードより低く設定されています(例:VISA一般なら2,750円)。
Q:プラチナになったあと、いつSFCに申し込めますか?
A:50,000PPを達成してプラチナ認定されると、ANAからSFC申込案内が届きます。通常、プラチナ達成から数日〜1週間程度でメールが届きます。届いたら速やかに申し込みましょう。
Q:SFCカードを解約するとどうなりますか?
A:SFCカードを解約するとスーパーフライヤーズ会員の資格を失います。一度失うと再取得には再び50,000PPの修行が必要です。年会費11,275円〜を払い続けることで生涯特典を維持できるため、基本的には解約しないことを推奨します。
まとめ
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)は、一度の修行(40〜70万円程度)で生涯にわたる上級会員特典を得られる、コスパ最強の航空会員資格です。
- 取得条件:1月〜12月の1年間で50,000PP達成
- 特典:国内外ANA全ラウンジ・スターアライアンスゴールド・優先搭乗など
- 年会費:11,275円〜(カード保有を継続する限り特典維持)
ANAを年3回以上利用するなら、SFC取得は人生最大の旅行投資のひとつになるでしょう。
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