出光カード(アポロステーション プラチナ/アポロステーション ザ・プラチナ セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード)が付帯する「プライオリティ・パス」の無料利用回数が、2026年8月3日から年30回まで→年5回までに縮小されます。あわせて2026年8月1日以降は紙の会員カードが使えなくなり、デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)のみの運用に切り替わります。年6回以上ラウンジを使う出張・旅行が多い人は、8月3日を待たずに対策を決めておく必要があります。
何がいつ変わるのか|変更内容の一覧
| 項目 | 〜2026年7月31日 | 2026年8月1日〜 |
|---|---|---|
| 会員証の形式 | プラスチックカード+アプリ | アプリのみ(カード廃止) |
| 年間無料回数 | 30回 | 5回(8月3日起算) |
| 超過後の扱い | 無料枠内でほぼ収まる | 6回目以降は有料利用 |
| レストラン割引 | 利用可 | 変更なく利用可 |
| 家族カード付帯 | 可 | 変更なし(回数枠は本会員と別カウント) |
回数のカウントは暦年ではなく、サービス内容変更日である2026年8月3日を起算日として1年単位でリセットされます。すでに年内に30回近く使っている人ほど、変更後の実質的な減少幅を大きく感じることになります。
対象になるのはどのカード会員か
今回の変更が影響するのは、出光カードのうち「アポロステーション プラチナ」および「アポロステーション ザ・プラチナ セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」でプライオリティ・パスを無料付帯として利用している会員です。ゴールドカードやそれ以外の出光カード会員は、そもそもプライオリティ・パスの付帯対象外のため影響を受けません。家族カード会員も本会員と同様に対象となり、無料回数の枠は本会員・家族会員それぞれ別に管理されます。
年5回で足りるか|利用頻度別の目安
年間の海外・国内出張や旅行が1〜2回程度で、空港ラウンジの利用も往復2回×2〜3回の渡航に収まる人であれば、年5回の枠でも大きな支障は出にくいと考えられます。一方で、月1回以上出張がある人や、家族旅行のたびに空港で複数のラウンジを利用する人は、年5回では9月〜10月ごろに枠を使い切ってしまう計算になります。過去1年間の利用回数がわからない場合は、プライオリティ・パス アプリの利用履歴からログインして確認しておくと、対策の判断がしやすくなります。
今すぐできる3つの対策
8月3日の変更に向けて、今のうちに済ませておきたい対応は3つです。
- デジタル会員証への移行を完了させる|2026年8月1日以降はプラスチックカードが使えなくなるため、プライオリティ・パス アプリに未登録の場合は早めに手続きを済ませておきます。
- 年5回の使いどころを計画する|繁忙期の渡航や、ラウンジの質が高い空港(成田・羽田・関西など)を優先して枠を使う計画を立てておくと、有料利用の発生を抑えられます。
- 年6回以上使う見込みなら代替カードを検討する|年間利用回数が5回を超える見込みが立っている場合は、プライオリティ・パスが無制限か、それに近い条件で付帯するクレジットカードへの切り替えを検討する価値があります。
クレジットカードの特典縮小は出光カードに限った動きではなく、マリオットボンヴォイアメックスの改悪やエポスカードのポイント改定など、2026年は旅行系クレジットカードの特典見直しが相次いでいます。手持ちのカード全体を棚卸しして、主要カードの改悪状況を一度確認しておくと、今後の切り替え判断がしやすくなります。
プライオリティ・パス回数を無制限級で使えるカード比較
年5回では足りないと判断した場合の代替先として、プライオリティ・パスの利用回数制限が実質的にない、または年5回より広いカードを比較します。
年会費の負担を抑えながら回数を確保したい場合は、無料で持てる組み合わせも含めてプライオリティ・パスを無料で持つ方法で年会費別に整理しています。出張頻度が高く年会費を払ってでも無制限にしたい人と、コストを抑えたい人とでは最適なカードが変わるため、自分の渡航頻度と照らして選ぶことがポイントです。
- ✓ 年会費・無料回数を1ページで横並び比較
- ✓ 出張族・旅行好き別のおすすめを整理
- ✓ 切り替えの要否をその場で判断できる
※比較ページを見るだけでも判断の参考になります
よくある質問
Q. すでにプラスチックの会員カードを持っていますが、8月以降は使えなくなりますか?
A. 2026年7月31日以降、プラスチックの会員カードは利用できなくなります。プライオリティ・パス アプリのデジタル会員証に切り替えて、入館時にアプリを提示する運用に統一されます。
Q. 年5回を使い切った後、追加でラウンジを使うことはできますか?
A. 6回目以降も利用自体は可能ですが、有料利用となります。金額は個別のラウンジ・時期により異なるため、追加利用が多くなりそうな人ほど無料回数の広いカードへの切り替えを検討する価値があります。
Q. 家族カードのプライオリティ・パスも同じように回数が減りますか?
A. 家族カード会員も同様に年5回までとなります。ただし回数の枠は本会員と家族会員でそれぞれ別に管理されるため、家族分の枠を本会員が使い切ることはありません。
まとめ
出光カードのプライオリティ・パスは、2026年8月3日から無料回数が年30回から年5回へ縮小され、8月1日以降は会員証もデジタル一本化されます。年間の渡航・出張回数が5回以内に収まる人は影響が小さい一方、それを超える見込みの人は、デジタル会員証への移行と合わせて代替カードの比較を早めに済ませておくと、切り替えのタイミングで無駄なく移行できます。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービスの申込を推奨するものではありません。年会費・還元率・付帯保険・入会条件は各カード会社の判断で改定される場合があります。申込前に必ず金融庁の注意喚起および各カード会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。掲載している数値・制度は2026年8月18日時点の情報です。
